オーダーカーテンを作るには、まず最初に営業担当・コーディネーター等が現場をつぶさに観察・採寸して、最良のカーテンを作るべく考察をしています。工場ではその情報を受けて、必要なものは試作を繰り返し、日夜工夫・改良し、技術を磨きながらお客様へお届けするカーテンを作っています。
右の写真はマンションの一室にスワッグバランスを取付けた施工例です。
梁の高さは約2m。常識的に梁下に取付けるとスワッグ部分の下端が、床面から約170㎝になり、男性の頭部に触れる高さになってしまいます。あと10㎝高い位置に設置できれば問題をクリアできます。
写真右のように、バランス上部を梁型に欠き取ることで、10㎝上方に設置することが可能になり、問題を解決できました。見た目のバランスもより伸びやかに見えるはずです(写真左)。現場担当者の観察力・経験と工場の技術力があれば問題を解決できます。
左の写真はホルダーを使用したスワッグ&テールの施工例です。普通この形はホルダーにスカーフ(四角形の一枚布)を短冊状に畳んでのせるだけの単純なものです。複雑な縫製は不要なのですが、最初のセッティングが大変です。
洗濯などで一度形を崩すと元通りに直すのは至難の業。当社では現場でのセッティングの後、スカーフをポイントで縫製し、型崩れしないように固定することで、いつまでも美しく使っていただけるよう配慮しています。