建物の窓サッシの形状も様々です。トップライトや変形窓の場合、ブラインド(以下BL)やロールスクリーン(以下RS)を付けることが多いのですが、“お手入れが大変”との声をよく聞きます。写真2点は洗濯・メンテナンスが簡単なカーテンでの例です。写真左のような傾斜窓のカーテンでは、BLやRSに必要なガイドワイヤーも不要なので、窓の開閉を妨げません。
また、日差しの強いトップライトなどは、カーテンも遮光裏地付きにすれば、スキ間が多く光漏れしやすいBLやRSよりも、実質的な遮光度合いは高くできます。
同じ部屋で“カーテンの衣替え”をした施工例で、夏(写真左)はグリーンのレースとスダレシェードの組合せ、冬(写真右)はドレープとグリーンのレースの組合せにしています。レースは夏冬兼用ですが、掛ける前後の位置が変わります。
どこが“変わった取付け”なのか分かりにくいと思いますが、スダレシェードとレースのカーテンをワンタッチで入れ替えできるようにしたところがポイントです。スダレ自体はお客様が海外で購入されたもの使用し、スダレにアタッチメント(当社製)を付け、カーテンレールのブラケット(壁側に付いている部品)をそのまま使えるようにすることで、比較的簡単にシェードとカーテンレールの入れ替えをできるようにしました。